星雲の隙間の星々は目のように、宇宙の向こう側から世界を覗いている。大いなる雲、巨大な霧、あるいは遥かな羽毛に包まれた大宇宙、そして世界の観測者である星の目。それらを箱庭に詰めた魔術的玩具彫刻。 MEDIUM : 木箱、アクリルガッシュ、綿、パーツ SIZE : 100×100×50mm ©︎2025 Tsutsumi So ※撮影の環境や多少の補正により実物と異なる場合があります ※丁寧に作業を行なっていますが、制作、発送の過程で小さなチリなどが付着する可能性があります、ご了承ください。

冬も夏も、春も秋も微睡に没する彼らがいた。彼ら冬眠者は寝室棟に篭り、夢境に耽る。冬眠者が描き出した夢々は、最小限の灯りにぼんやり照らされた太古の石壁に吸い取られて、その冷たい石の表面に虹色の膜となって張っている。 食事も忘却して、他の凡ゆる生活も忘却して、ただ時折気まぐれに目を覚ましては、何十年の時のように過ごした夢を回想し、また眠りにつく。 鳥籠の寝室……それでいて楽園の寝室………永遠の寝床…夢のための棟…。 「寝室棟」 MEDIUM : 木箱、木粉粘土、綿、グリッター、銅塗装スプレー SIZE : 210×160×702mm ©︎2025 Tsutsumi So ※撮影の環境や多少の補正により実物と異なる場合があります ※丁寧に作業を行なっていますが、制作、発送の過程で小さなチリなどが付着する可能性があります、ご了承ください。